価格の安いメカニカルキーボードはキー配置が特に気に食わないことが多く、 特に日本語配列のキーボードに至ってはまともなものを見つけることの方が 難しいと思う人は多いのではないかと思う。 加えて言うならば、特によく使う左側、さらに言うならCtlrの位置にあるはずの場所にFNキーがあるものなんか 使わされた日には小指の感覚をめちゃめちゃに破壊されて発狂する。あれは精神破壊装置。 FNキーを左側に置いた奴の小指をもぎ取りたい気持ちでいっぱいになる。末代まで呪われてほしい。 その点このキーボードはどうかという話。 右側のちょっと邪魔にならなそうな場所だが、ややでかい顔をしている。 このキーのせいでスペースバーと無変換キーがやや左に押されているのが気に食わないが、なんとか我慢できる範囲。 一般的なキーボードと比べてもあまり差はないと言ってもいい、かもしれない。 この点は結構褒めたい。省スペースでは尚なかなか無い。 親指がやや短い私でもFPSなどのAWSDに指を配置した際にも的確な小ジャンプができるだろう。コントローラ派だが。 驚いたのが見た目が想像よりも高級っぽいところ。外装がシンプルながら整っていると思う。 某テーマパークののような目が痛くなるようなアメリカのケーキみたいな色したLEDは 最初は楽しいがそのうち鬱陶しくなるだろう。使用して1時間ほどだが既に鬱陶しい。 光らせたら楽しいのはわかるんだが、最近のPC業界は何故こんなにダサい配色が流行っているんだろうか。 個人のホームページ作成が流行っていた頃のガビガビと光るタイトルや意味不明のマウスのエフェクトを思い出す。 初めて自分で服を買った中生が何故かB系の服を来てちょっとオラついてしまう様を見ている気持ちになる。 頼むから誰かそれめっちゃダサいよと教えてあげて欲しい。 こんな駄文をつらつらと並べてしまう程には使用感は良い。 低価格でこのクオリティはなかなか無いと思うので機会がある方には勧めたい。